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在校生へのお知らせ

社会福祉科

寒露ですか・・・?

今年入校なされた方、そして、2年目の国家試験を控えた受講生のみなさま。いつも業務の合間に、レポート作成や国家試験勉強に活動し、お疲れ様です。今年は酷暑日も、100日をこえて連日で、10月も半ばすぎたものの、30℃にせまる日中ですね。いつになったら秋なのか、と嘆いていたら、もはや11月です。国家試験まであと110日ですね。

今日は、在阪球団が案の定日シリに出られなくなったのでテンション下がり目のトピです。
今年の我が校のネパール人留学生たちは、ガッツあふれる人たちばかりというか、ワールドスタンダードなんでしょう。これが。というトピを前段あげたところでして、とある愛読者の方から、先生の学校って、外国の方ばかりなんですか?と、スクーリング時に質問されたとか、そうでないとか(実習カンファレンス中でしたかしら)

もはや夏のOCばかりでなく、全国から本校へ受験者がおみえとなり、なんと先日、100名の志願者をこえてしまいました・・・涙
といいましても、N3ナイ方もおみえですし、日本語の運用はいまひとつですものね。日本語教師を他でさせてもらっております関係で、介護分野に志願なされる外国人材の方、-本校にかぎっていえば、まあお察しください-、ということですね。他科のことですので、こちらからは何ともコメントできぬわけですが、週にいちど授業で顔をあわせておりますが、まあ、はばひろいですぞ。それが、母国語に翻訳してガイドシートを渡しておくと、自説をよく話すこと話すこと・・・(教科書の内容、理解できているのですね)
分かってないわけではなくて、自分たちはわかっている。あなたの話を。旺盛に自己主張するわけですね。世界はひろいですね。実感しております。今日は、ネパールの神様のお祭りだとか(21日)。そうなったら、学校に晴着をみにまとって登校するし。そのまま予約した病院へ受診にでかけるし・・・そんな異国な本校も、もはや12月入試については、締め切る方向であるとか、ないとか・・・社会福祉科は、そんなことは地球が逆さになっても、無いですよ。つまり門戸はいつでも開いております。

では、気を取り直して野球のお話をひとつ。在阪球団が日本シリーズに出られず、テンションは下がり気味です。ですが、2005年にロッテに全敗で敗れても、18年を経て日本一になりましたもの。ならば、また18年の月日をへて、2044年までには、リベンジできていると夢想しています。物事は、長い目で見れば動くものです。国家試験も同じで、今日の小さな一歩が、あとの景色を変えてくれます。
さて、ネパールからの留学生たちです。「あなたの話はわかっている」と堂々と自己主張する姿に、私は少し見習いたいとさえ思っています。国家試験は暗記量を競う試験ではなく、知識を自分の言葉で説明し、事例にあてはめられるかを問う試験だからです。日本語の運用が十分でなくても、母国語のガイドシートで理解し、自説を語れる。これは学びの本質です。社会人受講生のみなさんも、日々の仕事で磨いた「自分の言葉」をもっておられます。自信をもってテキストに向き合いましょう。
教室の風景は、そのまま現場の未来図でもあります。介護も福祉も人手不足は待ったなしで、外国人材なしには回らない職場が全国で増えています。「地域福祉と包括的支援体制」の科目で学ぶとおり、地域には高齢者、障害のある方、子育て世帯、外国にルーツをもつ方など、さまざまな人が暮らしています。その間をつなぎ、調整する専門職が社会福祉士です。晴着で登校し、そのまま病院へ向かう自由さに驚いてばかりいられません。文化のちがいを受けとめ、橋をかける力が、これからますます求められます。
制度の話にもふれておきます。2012年に成立した「税と社会保障の一体改革」は、消費税の引き上げ分を社会保障の財源にあてる枠組みでした。その後も、物価高のたびに消費税減税が議論にのぼります。賛否は人それぞれで、私がここで断じることではありません。ただ、減税するなら社会保障の財源をどう確保するのか、負担は誰が担うのかという問いは、「社会保障」や「福祉行財政と福祉計画」の中心テーマそのものです。年金、医療保険、介護保険がどんな財源で成り立っているのか。これを知っていると、ニュースの見え方がまるで変わります。勉強が、いつのまにか「世の中を読み解く眼」に化けるのです。

もうひとつ、生成AIの進化です。用語の確認、事例の要約、模擬問題づくりなど、学習の相棒としてはたしかに頼もしくなりました。ただし、制度は毎年のように改正され、AIの答えがいつも最新で正確とは限りません。最後はテキストや法令、過去問で裏をとる。この「確かめる習慣」も専門職の姿勢です。そして、本人の語りに耳をかたむけ、迷いに寄り添い、意思決定を支える仕事は、AIがどれだけ進化しても人にしかできない領域として残ると、私は考えます。「ソーシャルワークの理論と方法」や「権利擁護を支える法制度」で学ぶ価値は、むしろ高まっていくでしょう。
そして、退職後のセカンドキャリアに挑むみなさん。会社や地域、家庭で重ねた人生経験は、事例問題を読むときの大きな武器になります。「この家族なら、こんな気持ちだろうな」という実感は、教科書の外から届く力です。若い受験生にはない強みを、どうか信じてください。

試験まで、あと110日。約16週間です。長いようで、仕事をしながらだとあっという間です。だからこそ、今日できる小さな一歩をおすすめします。過去問を1問、10分だけ解く。選択肢ごとに、なぜ誤りなのかを一言メモする。昼休みや通勤電車で、用語を3つ確認する。机の上にテキストを開いたまま置いておく。それだけで十分です。間違えた問題は、弱点を教えてくれる宝物です。大切なのは、明日もまた机に向かうことです。

100日をこえる酷暑を乗り越えてきたみなさんなら、あと110日は走り切れます。ネパールの学生たちのように、胸をはって「わかっている」と言えるところまで、一緒に進みましょう。他科はともあれ、社会福祉士コースの門戸は、いつでも開いております。2044年のリベンジを夢見る私と一緒に、2月、笑顔で合格を迎えましょう。

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